シリーズ第10弾。今、明かされる「ガリレオの真実」
【待望の文庫化!】
誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密
南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。
捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。
巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。
東野 圭吾(ひがしの けいご、1958年生まれ)
日本を代表する推理作家。大阪府出身で、大阪府立大学工学部卒業後、会社勤務を経て執筆活動を開始し、1985年『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。その後、『秘密』『白夜行』『容疑者Xの献身』など社会性と人間心理を巧みに描いた作品を次々に発表。特に探偵・ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズは映像化され広く知られる。
緻密な構成と読者を引き込む巧妙なトリックで人気を博し、国内外で高い評価を受ける。エンターテインメント性と文学性を兼ね備えた作品世界で、日本ミステリー文学を牽引する存在となっている。
出版社 : 文藝春秋
発売日 : 2024/9/4
文庫 : 368ページ 日本語
ISBN : 9784167922689
サイズ : 文庫版