初の国産アニメが作られてから、一〇〇年余り。現在、海外でも人気が高く、関連産業も好調だ。
本書は、今や日本を代表するポップカルチャーとなったアニメの通史である。
一九一七年の国産第一作に始まり、テレビでの毎週放送を定着させた『鉄腕アトム』、監督の作家性を知らしめた『風の谷のナウシカ』、深夜枠作品を増大させた『新世紀エヴァンゲリオン』など、画期となった名作の数々を取り上げ、その歴史と現在を描く。
津堅 信之(つがた のぶゆき)
日本のアニメーション研究者・著述家で、日本アニメの歴史と文化的背景を学術的に分析している。代表作に『日本アニメーションの力:85年の歴史を貫く2つの軸』や『日本アニメ史』(中公新書)があり、手塚治虫や宮崎駿などを軸に日本アニメの発展を解説。
ブログ「津堅信之のアニメーション研究資料図書室」では、初期アニメ作家や人形アニメーションの研究資料を発信。戦前から現代に至るアニメーションの技術や表現の変遷を整理し、国内外における日本アニメの影響や意義を広く紹介している。日本アニメ研究の第一人者として評価される。
出版社 : 中央公論新社
発売日 : 2022/4/19
単行本 : 320ページ 日本語
ISBN : 978-4-12-102694-1
サイズ : 17 x 11 x 2 cm