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日本の「食」が危ない!

山口 仲美

£10.00

新書 幻冬舎

日本の「食」が危ない! 生命40億年の歴史から考える「食」と「農」

 

米が高い、野菜が採れない、魚も獲れない
食料自給率わずか38%(カロリーベース)
このままでは、食べるものがなくなる!?
まだ「できること」はある。

 

米の値上がり、野菜の不作、漁獲量の激減……。
日本の「食」は今、かつてない危機に直面している。
その原因は、私たちが便利さを追い求め、大量のエネルギーを消費してきたことにあるのではないか。

 

生命40億年の歴史が教えてくれる生きものの世界の本質は、格差も分断もなく「フラット」で「オープン」であること。人間は特別な存在という思い込みを捨て、この本質に立ち戻ることにこそ、危機を乗り越え、ほんとうの豊かさを取り戻す鍵がある。
持続可能な「食」と「農」の実現のため、人類の生き方を問う一冊。

 

 

中村桂子(なかむらけいこ、1936年生まれ)

日本の生命科学者であり、科学と人間の関わりをテーマに研究と発信を続けてきた。東京都出身。東京大学理学部化学科を卒業後、同大学院で生化学を専攻し、理学博士号を取得。DNA研究の最前線に立ちながら、生命科学を単なる分子レベルの理解にとどめず、「生命とは何か」という根源的な問いを社会と共有する姿勢を重視してきた。

三菱化成生命科学研究所副所長などを経て、2002年からはJT生命誌研究館館長として活動し、研究と表現活動を融合させた独自の取り組みを展開。科学を人間の文化としてとらえ直す視点から数多くの著作を著し、『自己創出する生命』『生命誌という視点』『生きていることを考える』などは広く読まれている。科学と人文の架け橋を担う存在として、研究者にとどまらず、教育者・文化人として社会に大きな影響を与えている。

 

 

出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎

発売日 ‏ : ‎ 2025/5/28

新書 ‏ : ‎ 224ページ  日本語

ISBN : 9784344987722

サイズ ‏ : ‎ 新書版

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山口 仲美

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