歌舞伎という日本の伝統芸能の世界を舞台に、芸に人生を捧げた男たちの栄光と葛藤を描いた、吉田修一の長編小説『国宝』。
血筋か才能か、努力か運命か――日本文化の奥深さと、人間の業の複雑さを静かに、しかし圧倒的な筆致で描き出します。
日本文学を深く味わいたい方、日本の伝統文化や芸の世界に関心のある方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
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鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。
芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。
吉田 修一
日本の小説家。1968年生まれ、神奈川県横浜市出身。早稲田大学教育学部を卒業後、作家として活動を開始し、現代社会や人間関係を鋭く描く作品で高く評価されている。代表作には『悪人』『パレード』『横道世之介』などがあり、多くが映画化され、国内外で注目を集めた。
日常の中の孤独や葛藤、愛情や裏切りといったテーマを繊細に描く作風が特徴で、リアルな心理描写と社会描写に定評がある。芥川賞候補にも何度も選ばれ、現代日本文学を代表する作家の一人として知られる。
出版社 : 朝日新聞出版
発売日 : 2021年9月7日
文庫 : 432ページ 日本語
ISBN:9784022650092
サイズ : A6判並製






