天皇陛下、青春時代の清新な英国留学記 新装復刊
<学習院創立150周年記念>
天皇陛下、青春時代の清新な英国留学記、新装復刊。内側から英国を眺め、外にあって日本を見つめ直した「何ものにも代えがたい貴重な経験」。
内側から英国を眺め、外にあって日本を見つめ直した「何ものにも代えがたい貴重な経験」。
1993年に学習院より刊行されたものに、あらたに書き下ろされた後書きを付した。
「心地よい車の震動に身をゆだねながら、私は自分の前に二年間という、かつてまったく経験したことのない長さの外国生活、未知でいて心躍るような留学生活というドラマの幕が静かに開きつつあるのを実感していた」(本書より)
1983年から約2年間を過ごされたオックスフォード大学での日常生活や研究生活、音楽活動、ご学友との交流、登山やテニスなどのスポーツ、英国内外への旅……
徳仁親王(なるひとしんのう、1960年〈昭和35年〉生まれ)
現在の天皇であり、第126代天皇として2019年に即位。上皇明仁と上皇后美智子の第一皇子として生まれ、学習院初等科から大学まで一貫して学習院で学び、文学部史学科を卒業。その後オックスフォード大学マートン・カレッジに留学し、テムズ川の水運史を研究した経験は国際感覚を養う契機となった。
1993年に外交官であった小和田雅子と結婚し、2001年に第一女子・敬宮愛子内親王が誕生した。皇太子時代から水資源や環境問題に強い関心を示し、国際会議での講演活動も多く、学術的な視点を持つ皇族として知られる。2019年5月1日、父である明仁上皇の譲位を受けて即位し、新しい元号「令和」の時代を切り開いた。温和で誠実な人柄と国民に寄り添う姿勢を大切にし、国際親善にも力を注いでいる。






