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らんたん

柚木 麻子

£11.00

単行本 新潮社

らんたんの灯を絶やさないで。それは教育という名の希望なのだから──。

 

伊勢に生まれた河井道(みち)は、札幌で新渡戸稲造に学び、米ブリンマー大学に留学、帰国後は津田梅子が創設した女子英学塾で教えた。

 

良妻賢母ではなく、ひとりの人間として生きるための女学校をつくろうと、道は教え子の渡辺ゆりと奔走する。明治・大正・昭和の女子教育を築いた〈魂の姉妹(シスターフッド)〉を描く、輝きに満ちた大河小説!

 

 

柚木 麻子(ゆずき あさこ、1981年生まれ)

日本の小説家。東京都出身、立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2011年『ナイルパーチの女子会』が話題を呼び、2015年同作で山本周五郎賞を受賞した。

女性の友情や葛藤、現代社会に生きる人々の姿をユーモラスかつ鋭い筆致で描くのが特徴。さらに『本屋さんのダイアナ』や『らんたん』など、世代や時代を超えた女性たちの生き方を描いた作品を発表し続けている。軽やかな文体と社会的テーマの融合により幅広い読者に支持され、現代日本文学の第一線で活躍する作家である。

 

 

出版社 ‏ : ‎ 新潮社

発売日 ‏ : ‎ 2025年7月29日

文庫 ‏ : ‎ 736ページ 日本語

ISBN:9784101202440

サイズ ‏ : ‎  文庫版

 

 

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