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ミーナの行進

小川 洋子

£9.50

文庫 中央公論新社

【本書の英訳『Mina’s Matchbox』が、米『TIME』誌発表の「2024年の必読書100冊」(THE 100 MUST-READ BOOKS OF 2024)に選出】

 

美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。

 

あなたとの思い出は、損なわれることがない――ミュンヘンオリンピックの年に芦屋の洋館で育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。

 

あたたかなイラストとともに小川洋子が贈る傑作長編小説。

 

第42回谷崎潤一郎賞受賞作。挿画:寺田順三

 

 

小川 洋子(おがわ ようこ、1962年生まれ)

日本の小説家で、幻想的かつ繊細な作風で知られる。東京都出身。筑波大学第一学群人文学類卒業後、作家活動を開始。代表作に『博士の愛した数式』『薬指の標本』『ミーナの行進』などがあり、芥川賞など受賞多数。日常の中に潜む孤独や心理の微細な動きを静かに描くことが特徴。

物語には科学的・哲学的要素や幻想的な設定が織り込まれ、深い余韻を残す。国内外で翻訳され、高く評価されており、現代日本文学の重要な作家の一人とされる。独特の文体とテーマ選びで幅広い読者層に支持されている。

 

 

出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社

発売日 ‏ : ‎ 2009/6/25

文庫本 ‏ : ‎ 352ページ  日本語

ISBN‏ : ‎978-4-12-205158-4

サイズ ‏ : ‎ 文庫判

 

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小川 洋子

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