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小学館文庫 銀座「四宝堂」 文房具店

上田 健次

£7.00

単行本 小学館

いつまでも涙が止まらない――
銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。

 

店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。

 

両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。

 

困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。

 

いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。

 

 

上田 健次(うえだ けんじ、1969年生まれ)

日本の小説家。東京都出身。2019年に第1回日本おいしい小説大賞に「テッパン」を投稿し、2021年に加筆修正した同作で正式にデビュー。
代表作は「銀座『四宝堂』文房具店」シリーズで、老舗文房具店を舞台に、店主や来客との心温まるやり取りが描かれ、シリーズ第4巻までで累計20万部を超えるヒット作となっている。

他にも、『中野「薬師湯」雑記帳』など、昭和・レトロ感を感じさせる風景や人々の営みを丁寧に描く作品が多く、日常の中の小さな物語を紡ぐ作風が読者に支持されている。

 

 

出版社 ‏ : ‎ 小学館

発売日 ‏ : ‎ 2022年10月6日

文庫 ‏ : ‎ 320ページ 日本語

ISBN:9784094071924

サイズ ‏ : ‎  文庫版

 

 

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